告知事項


アイホームズ賃貸担当のたむらです。

告知事項とは物件に心理的瑕疵(かし)がある場合、その瑕疵の内容を告げることです。
事故物件とか訳あり物件とか呼ばれていますね。

心理的瑕疵、の『瑕疵(かし)』とは、傷・欠点・欠陥のこと。心理的な不具合があるよ、
ということです。

具体的には人の死(自殺や殺人)に関わってきた物件ですよ、ということです。
これは不動産会社は絶対に借主に対して伝えなければいけません。
入居後、この部屋の瑕疵が発覚した場合には、借主の求めに応じて契約解除することも
可能です。これは転居費用も併せて請求されるケースもあるようです。

相場より2、3割安かったりして募集図面(広告)をよく見ると、『告知事項あり』という
文字があったりします。募集図面(広告)に告知事項ありという文言がなくとも問題には
なりません。契約時の重要事項説明書には必ず記載する必要があります。
なので、相場より安い場合は何故安いのかご紹介前に確認するように気を付けています。

例えばご案内予定のお部屋に瑕疵はなくても、他の階で自殺や殺人があった場合。告知していない
業者も多いです。それは違反ではないです。ですが、私は知っていたら当然お知らせします。

別に心理的に何の問題もない、安く借りられてラッキーという方にはうってつけですね。その人が
一定期間(告知期間は法律上特に定められていないため本当曖昧です。)住んでいれば、
次に借りる人に告知する義務はないという事実もあります。

私としては30年前の自殺も(あるんです近隣に募集中のアパートで。但し告知事項はありません。
30年も経ってるから?)教えてほしい!!と思います。住むのはもちろん室内撮影もご案内も怖い!

そんな強者が来たらどうしよう。でも普通のお客様も突然来店されることもない駅から遠い場所にある
当社ですので心配無用かな。