業界の問題点!

こんばんは~

今週は売却案件受注が続いたアイホームズです。

昨日と本日で2件の売却案件のご依頼をいただくことが出来ました。

本腰を入れて頑張らせていただきますヨ~(^^)/

さて話は変わります。

我々不動産仲介会社は成約報酬と言って、契約が成立して初めて報酬をいただける仕組みの中で働いております。

ですから上記のように売却依頼をいただいても、まだ1円にもなりません。

また、購入希望のお客様の対応においてもそれは同じことで、契約に至って初めて報酬請求権が成立します。

ちなみに契約に至ってもそれが停止条件付き契約だった場合は、その停止条件が成就するまでは請求権がございません。

具体的にはローン条項が代表的なもので、買主様の住宅ローンの審査が通らないと停止条件が働き、白紙解約になってしまいますので、これもまた1円にもならない残念なお仕事となってしまいます。(+_+)

世の中には様々な仕事がありますよね。

職人さんのお仕事であれば、人が一日動けばそれだけで人工代がかかります。

タクシーであれば、お客様が数キロ乗るだけで運賃が発生します。

ところが、不動産営業マンは何日もかけて物件の調査をしても、それだけでは費用請求ができません。

不動産営業マンは、数十キロもお客様を乗せて何物件も案内しても、それが契約に至らなければやはり1円にもなりません。

ガソリン代もかかりますから、契約に至らなければプラスはなくマイナスだけが残ります。

このようにとても厳しい法律の中で働いているのです。

だからといって契約を無理強いするような会社や営業マンは嫌われますよね。

昔はそのような営業行為が横行していたと聞きますが、現在でも似たような話はゴロゴロしているのが実態。

買主様が希望する銀行でローンが通らずに、普通ならそのままローンキャンセルになるような案件。

なのに希望以外の銀行でローンを通して、ひとつでもローンが通る銀行があればローンキャンセルは出来ませんなどとウソの説明をして無理やり契約を成立させようとする会社があるようです。

不動産取引についての知識が薄いお客様を、いいように操るような営業行為はいかがなものでしょうか??

原因はすべて不動産業界の歩合制にあるような気がします。

どれだけ頑張って仕事をしてもローンキャンセルになってしまうと歩合給が入らない営業マン。

気持ちはわかりますけど、そういう仕事だから仕方がないのです。

どんなに歌が上手くても、どんなに演技がうまくても、売れない歌手や俳優には報酬が生まれません。

売れる芸能人になるしかないんです。

我々不動産営業マンもある意味、芸能人と同じだと思うのです。

代わりがいくらでもいるような営業マンならそれはエキストラ。

この人でないとダメと言われる営業マンなら主役級。

どうせやるなら主役を目指し、妥当な報酬を得られるような営業マンでありたいものです。

ではまたっ!

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